子育て支援制度。
扶養控除が なくなれば、主婦は働かざるをえなくなる。
http://www.hatarako.net/lp/mama/ikujishien2015/
少子化の国としては、どんな手を使ってでも 労働力を増やしたいのだろうが、
生活のために主婦が働きにでる。
→ 子育てにお金がかかるから、兄弟を産まなくなる。
→ 少子化に拍車がかかる。
→ 人がいなくなれば、国は亡びる。
思いっきり、負のスパイラルに入り込んでいる気がする。
「 区役所で相談しても今までは求職中は預けるのは難しいという回答ばかりだった… 」
— 専業主婦に聞く、新制度アンケート より。( 一部抜粋 )—
今でもそうだ。 10年以上前から、何も変わっていない。
子どもの預け先が決まらない事には 就職活動もできない。
なのに、仕事が決まらないと、子どもを預かってもらえない。
ものすごい 矛盾した話だが、これが 今の日本。 現実のお話。
運よく 預け先が決まったとしても、今度は
「 まだ あんなに小さな子どもを預けるなんて、かわいそう 」
という陰口に耐えながら 働くことになる。
「 生活のために 働きにでる 」
それなのに、一番身近にいて、一番の理解者でいて欲しい パートナー(夫)が、
働くことに反対している。 または、家事・育児に一切協力しようとしない。
となると、状況は さらに 悲惨な状態となる。
行政のサポートは ないよりあったほうが良いが、
その前に 主婦にとって、働くことに対して、夫が どれだけ理解(サポート)
してくれるのかは、死活問題なのだ。
扶養控除が なくなることで、
主婦が働きにでるのを イヤがる夫は 今後、減っていく と思う w
だからと言って、家事・育児に 協力しましょう…
というデキた夫は そう簡単に増えないだろう。
運よく(?) 夫の理解を得て、働けるようになったとしても、
企業の古い体質が改善されない限り、労働力が増えることはない と思う。
ある知人の話。
「 夫が 育休を使ったら、部署異動の命令がきた。 事実上の左遷だった。 」
会社( 企業 )は、利益を追求するところ。
滅多なことでは 休みを取らない 若く、育てがいのある人を好む のは
当然の成り行きだと思う。
子育てママを採用したら、企業に 助成金を支払う…
というぐらいの事をしないと、労働力市場の改善は難しいだろう。
企業側だって、労働力は 増やしたい。
だが、子どもが熱を出すたびに 急に休まれたのでは、
大事な仕事は 任せられない。
主婦も 子どもがいることで なかなか 再就職できず、
やっと 就職できたとしても、子どもを抱えながら働く…
という厳しい現実を 周囲に理解してもらえず、
社内イジメに耐えられず 会社を去る事にした… という話は よくある話。
労働力を増やしたいのであれば、
子育てママを採用したら、こんな メリットがあるのだ。
という 具体的な案を出さないとね。
馬の目の前に ニンジンを ぶら下げるように。
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