トリビア。

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茅野 秀三
言葉のうんちく辞典―ワードウォッチング

本文の一節。

もともと、へそくりは、

<綜麻(へそ)繰り>と書き、

女性たちが、衣服を調達するにあたって、

材料の一部を臍繰る、即ち、私するところから、

この文字が宛てられたというのを通説とする。

そして、

重要なことは、家庭内において、家内労働を担いながらも、

主婦権を持たぬ女性たちの唯一の私財が<へそくり>であり、

また、男たちも、この行為を半ば認めていた…

そして、<へそくり>の使途は、

妻の実家への贈金(昔は酒や米等)

となるのであり、厳密には、私財とはいえぬものであったのだ。

私は 100% 「自分の為に」 使っている。

家の仕事(雑用)は 一応やっている。

やるべき事は やってんだから…

一部もらったって いいハズ!!

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